菅さんの言動が気になる G7出発前、帰国後?

 菅さんは、抱きつく相手を間違えているように思える。

起承転結の原理原則に反していると、思うが結論を先に述べますが。

 

 今、世間は僕も含めて反真鍮鍋政治家当選阻止の方向に動いていると

思われます。(ハイ、茶化しています)

でも、その支持率はまだ50%を超えていないと思われます。

そんななかでの、この菅さんの言動は如何なるものか?

まだ、この反真鍮鍋政治家当選阻止運動は世間の流れとして主流とは

なっていないと思いますが、次第に大きくなって行くと考えて居ります。

世間=支持投票数ですよ。

今が良けりゃ良しという考えの方は政治家に非ず、菅さん間違っています。

 

 この流れが更に大きくなるか否やについての選挙が6月20日静岡県知事選挙

そのものです。現職知事、川勝平太はゴリゴリの真鍮鍋政治家です。

県有地を中国企業に安値で売り払い、県民財産を中国に譲渡しているのです。

樹木を切り倒し(太陽光パネル設置のため)環境破壊をしている。

それと、リニア新幹線のトンネル工事を水資源の環境破壊と言って止めて

いる。これは習近平の指示で、工事遅延が目的です。

おまけに、中国人民日報の一面に大きく写真入りで取り上げられ、その気に

なっている。

 

 前回の選挙で静岡県民は気付かなかったと思いますが、今回は違います。

どれだけ、静岡県有権者が気付いて、自民党参議員を辞職し、自民党

離党してまでも立候補した岩井茂樹候補の獲得投票数です。

この、獲得投票数が今後の流れを大きく左右させると思われます。

とにかく、6月20日なのです。注目していきたい。

それと、現北海道知事鈴木直道氏もゴリゴリの真鍮鍋政治家です。

これには、ちょっと菅さんと公明党が絡んでいますがこの話は長くなるので

後ほど、何かの機会に打ちます。

 

曲がってしまった、戻します。

「産経」の「闘う 動きだした実力者」と銘打った掲載記事をお読みください。

安倍さんが次回総裁選で菅さんを支持しますと言明しているのに、

何故このタイミングか? わからん?

安倍さんは思惑はあると思いますよ。

 

「菅–二階連合」で権力維持 互いに頼みの綱、利害一致

2021/6/18 07:00 産経ニュース

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通常国会の閉会日、菅義偉首相とひじタッチを交わす

自民党二階俊博幹事長(左)=16日午後、国会内(春名中撮影)

 

 今国会最後の衆院本会議を終えた16日午後。首相の菅義偉(すが・よしひで)は

150日間の会期を無事終えたことに謝意を伝えるため、国会内の自民党幹事長室を

訪れた。

 

 幹事長の二階俊博と記念撮影する際、菅は二階とひじタッチでポーズを取った後、

「ありがとうございました」と何度も頭を下げた。二階は言葉を返さず、

包み込むような笑顔と拍手で応えた。「主従が逆のようにみえるが、独特の

信頼関係があるのだろう」。居合わせた党関係者は、両者の深いつながりをこう語る。

 

「ぼやっとするな」

 今後の政治の焦点は次期衆院選と総裁選、党役員人事に移る。最大の焦点は、

幹事長を約5年も務め、82歳となった二階の処遇だ。

 

 二階が秋の衆院選前に党役員人事を行う流れをつくり、続投への道筋を

つけようとしている―。先月、こんな噂が党内をめぐった。二階と距離を置く

前首相の安倍晋三、副総理兼財務相麻生太郎、税調会長の甘利明による

「3A」が次々と大人数の議員連盟を立ち上げたのは、二階の続投を既定路線に

させないため、人事を前に牽制(けんせい)する狙いとの指摘がある。

 

 二階の最大の目的は「菅―二階」連合による権力の維持だ。二階派志帥会)が

求心力を保つには主流派にとどまる必要がある。二階派幹部は「幹事長ポストが

力の源泉。簡単に手放すわけがない」と語る。

それだけに、二階は3Aを中心とした議連に神経をとがらせる。

「ぼやっとしていないで仕事しろ」。二階は5月21日、3Aが中心となる

半導体戦略推進議連の初会合後、いらだちながら周囲にあたった。

 

議連めぐり神経戦

包囲網を破るにはどうすればいいか。老練な政治力を持つ二階は奇策に出た。

「ぜひ、最高顧問になってもらいたい」

 

 二階の側近で幹事長代理の林幹雄と党国際局長の小泉龍司は今月8日、

国会内の事務所に安倍を訪ね二階が立ち上げる「自由で開かれたインド太平洋」を

推進する議員連盟の幹部となるよう求めた。安倍が中国への牽制(けんせい)を

念頭に提唱した構想に中国寄りとも称される二階が乗り、安倍自身も取り込む

抱きつき作戦だ。

 

 設立趣意書に目を通した安倍は「やりましょう」と即決した。しかし求められた

設立総会での記念講演は断り、気脈を通じる元官房副長官補の兼原信克に代役を

頼んだ。完全に二階ペースにはさせない―。安倍の振る舞いからは、

二階との神経戦が垣間見える。

 

 人事権を持つ菅は、このつばぜり合いを「いいんじゃないの」と一笑に付す。

安倍や二階は次期総裁選で菅の再選支持を表明しており、菅の側近は

「それぞれありがたく受ければいい」と心中を推し量る。

 

4人組で結束確認

菅は10日午後、自民党本部の幹事長室で二階と向き合い、同夜に先進7カ国

首脳会議(G7サミット)が開かれる英国へ出発することを報告した。長距離移動を

控える菅に、二階は「水分補給が大事だ」と出身地の和歌山県産のスイカ

ふるまい、同席した林や国対委員長森山裕とともに頰張った。二階、林、森山は

菅が昨年8月、首相を目指す意向を最初に伝えた面々だ。菅を含めて政権中枢の

「4人組」と称される。

 

 「元気の源だ。持っていきなさい」。この場で二階から机上のどら焼きを

薦められた菅は、自ら袋に詰め込んで持ち帰った。周囲には「菅は二階に気を

使っている」と映った。

 

 無派閥の菅にとって、党内ににらみを利かせる二階は頼みの綱だ。一方、安定的な

政権基盤を築くには主要派閥の意向も無視できない。仮に3Aなどが次の総裁選で

菅の再選を支持する代わりに「二階切り」を求めたらどうなるか―。

二階派の一部には焦りもある。

 

 スイカの季語は「初秋」で、花言葉は「ずっしりしたもの」という。初秋の政局に

向け、二階の存在は政権安定の重心となるか。それとも菅の足を引っ張る重しに

なるのか。=敬称略

 

 この後、菅さんはイギリスに立ちます。

そして、会議の後、台湾有事・台湾案件の文言が書かれた共同声明にサインした

ここなのですよ、問題は。

ここで大事なのは安倍さんが「中国包囲網」を唱え、QUAD を立ち上げ、アメリカ・

イギリス・フランスを巻き込み「中国包囲網」が完遂しつつあるのに、帰国後の

記者会見で最後のほうにした発言ですよ。

 

 記者の質問に対して

首相「私はまさに主権国家内閣総理大臣としてG7サミットに参加して、先ほど

申し上げました、国際社会の普遍的価値。このことについては、G7の中で、

すべての国々との中で共有しているものであります。それと、マクロン大統領とも

私、個別会談をしました。そこについては、その、対中包囲網なんか、

私ども作りませんから、まず、そこについて、やはり普遍的価値を共有する国と

いうのは、極めて大事な訳でありますから。そこはしっかり対応していこうと

いうことで一致をしております」

 

 

 対中包囲網なんか、私ども作りません

との発言はどのように僕らは取れば良いのですか?

安倍さんを否定したということになりませんか、どうですか?

現在、一番声を荒げているのは甘利さんです。

二階が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」を推進する議員連盟の会長に

二階が座っていることに、懸念、疑問を持っていると言明したことです。

甘利さんは結構プリプリしているみたいです。

 

 これに対して、安倍さん、麻生さんの沈黙がちょっとある意味不気味です。

結構、自民党に大きな波乱が起きるかもね。

勿論、選挙の結果にもよるけれど、総裁選だね。

 

 菅さんが自民党総裁で収まったとしても、甘利幹事長誕生ということに

成るな? また、総裁選の前にこじれたら安倍さんの再々出馬もあり得るな?

まぁ、何にしても6月20日の結果で動きは方向付けされますよ。

僕の勝手な妄想ですけれど。

 

自民党3A」と言われる方たちも、このくらいのことは考えていると

思いますよ。でなければ、自民党で、番、張っていけないでしょう。

 

 こんな中国を作り上げたのは、責任の大きさから順に、日本、ドイツ、アメリカ、

イギリス、フランスでしょうな、それ故に、これ以上中国にやりたい放題を

させちゃいけない、習近平の言動を抑える責任があると僕は思う。

 

ありがとうございます。