「台湾は友人ではなく兄弟」中山泰秀副大臣

台湾を友人と表現する方がほとんどですが、兄弟とはなかなかねぇ。

アメリカの「ハドソン研究所」での対談規格での発言らしい。

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中山泰秀防衛副大臣

 

 米シンクタンク「ハドソン研究所」での対談企画にオンラインで出演した

中山氏は、「日本は台湾の友人ではなく、兄弟だ」と明言し、

「民主主義国家である台湾を守らなければならない」と、中国から台湾に対する

圧力に国際社会は対処する必要があると呼びかけた。

 

 また、中山氏は、1970年代以降に日本や米国を含む多くの国が認めた、

中共独自の「一つの中国」理論に疑問を呈した。これにより、中共は台湾の

独立した自治を否定し、統一を正当化している。中山氏は

「これでいいのだろうか」と述べ、各国首脳に対して再考を促した。

 

 さらに、民主主義国家は互いに、台湾を守ることを呼びかけた。

「民主主義的な国々はそれぞれの同盟国を、独裁者から中国とロシアから

守らなければならない」と語った。さらに、安全保障の領域は、空、海、陸、

サイバー、宇宙に加え、電子戦も含まれると付け加えた。

 

 日本にとって中国が仕掛ける台湾の危機は、安全保障上の脅威と

みなされている。岸信夫防衛相は25日までにブルームバーグの取材に応じ、

台湾の平和と安定は「日本に直結している」との認識を示した。

台湾の有事は、少なくとも沖縄に直接影響するとみられる。

沖縄県最西部は台湾から110キロと近く、沖縄本島には何千人もの米軍が

駐留している。

 

 また、日米両軍の相互運用性を維持するために、日本はステルス戦闘機

F-35ライトニング2」や他の技術を米国から購入しており、さらには、

両軍の活動を理解するために継続的な演習を行っていると述べた。

「日米は今や最も強力な同盟であり、他の同盟関係とは比較にならない」と

強調した。

 

 加えて、中山氏は、菅政権は有権者に対して、防衛費増額のための説明を

行わなければならないと語った。日本の防衛費負担は過去9年間で増加して

いるが、国内総生産GDP)の約1%にとどまっている。

さらに、防衛費の50%は給与に充てられているという。

 

 

 

そうですねぇ、GDP 比でいうなら、他の先進諸国並みの2%はいって欲しい。

ありがとうございます。