POST 菅は菅首相自身ではない可能性が表面化しつつある

 POST 菅は菅首相自身ではないという根拠は、林芳正参議院議員

山口3区の衆議院くら替え立候補を岸田さんが「応援を言明」したことである。

自民党3A」& 岸田派が合体で動くということである。

これにより、林芳正さんが自民党公認で立候補する可能性が見えてきた。

岸田さんの言動が二階幹事長続投の目をつぶした、決定的であろう。

他の選挙区でもこの波は「さざ波」を超えつつある。

 

 その、代表例は和歌山3区にて、地元の世耕弘成自民党参議院幹事長を

くら替え立候補させ、二階幹事長を落とすという策、自民党派閥を超えた

いわゆる、若手議員で持ち上がっている。

ということは、自民党派閥を超えた自民党若手議員の切なる想いとも取れる。

勿論、これには世耕さん自身の決断ではあろうが?

 

 もし、世耕さんが決断すれば「自民党3A」&岸田派は全力を持って

世耕さん支持の側に立つだろう。その時は大きく流れは変わるだろう。

そうなれば、二階俊博立候補ではなく、高齢を理由に引退となるだろう。

故に、全く可能性が無いというわけではない。

だが、こういう動きは現実に存在して居るということである。

 

 これが、現実に起きるとすれば、当然菅さんは総理と言えないだろう。

POST 菅はあくまで、菅首相であると自身が言うには、二階幹事長を入院させ

病気、高齢を理由に幹事長を降ろすこと、この一点だけです、菅首相

居られるのは。

 

 2日に行われた「太平洋・島サミット」での発言内容である。

ワクチン供与に関しては、まぁ良しとして、産経の掲載記事からの抜粋ですが、

 

 首相は島嶼国への支援策を「太平洋のキズナ政策」としてまとめ、

新型コロナ対策支援や海洋安全保障など5分野での協力を推進する意向も表明した。

インフラ整備の支援に関しては「債務持続可能性を重視」するとし、

返済に窮した途上国のインフラ権益を奪う中国の「債務のわな」との違いを

強調した。

 

 「太平洋のキズナ政策」と称したことです。

これは、「自由に開かれたインド太平洋」と称すべきであったと思います。

対中国人権非難を主導して国会決議をしなかったこと。

公明党・二階幹事長に乗っかかっちゃって非難決議を賛成多数で決定しなかった。

彼らも、彼らですが、最後は菅首相の責任と僕は思いますけど。

今回の太平洋・島サミット「太平洋のキズナ政策」発言、ここまで中国を

擁護するか。

 

 こんなどちら側にも良い顔をする、二股外交はいい加減止めようよ。

でなけりゃ、韓国のように世界から相手にされなくなりますよ、そんなことくらい

子供でも理解出来ると思いますが。

 

 せっかく、茂木敏充外務大臣が前回の旧東欧諸国 、今回 バルト三国を訪問し

日本の「自由に開かれたインド太平洋」構想の理解を得ようと外務大臣として

根回しに行動している同じ時期に、菅首相のこの言動は如何なものか。

 

 参考までに、昨日3日外務省発表から茂木外務大臣の記者さんからの

質疑応答の一部をお読みください。 

 【記者】大臣も冒頭で強調されましたが、「自由で開かれたインド太平洋」と

いうこの構想をですね、今回、このバルト三国で打ち込むことができたと

いうことは、今後の日本外交のあり方にとって、どういった意味を持つのか。

今回のこの三カ国訪問の総括的な意味でですね、成果としてはどんなことを

あげられるでしょうか。

 

 【大臣】まずですね、「自由で開かれたインド太平洋」についてでありますが、

これは2016年にですね、第6回アフリカ開発会議の際に日本が提唱した考え方で

ありますが、この5年間、この考え方、更にはこの考え方の基であります協力と

いうのはQUADであったり、またASEAN、そして欧州各国との間で進んできて

いると考えております。また私が今年の1月日本の外務大臣として初めて出席を

いたしましたEUの外務理事会においても、「自由で開かれたインド太平洋」の

考え方を詳しく説明をしたところでありますが、その際、そのEU各国、27か国

全てから発言していただく時間はなかったので、それぞれの地域の代表に発言を

してもらう、こういう形をとったわけでありますけど、

その中で特にバルト三国からですね、その1月の時点においても

「自由で開かれたインド太平洋」これについては、明確な強い支持が示され、

大変心強く思ったわけですけれども、今回はそれぞれの国を訪問してですね、

具体的にこの議論を深めることができた。また、今後ですね、EUという枠組みで、

またそれぞれの国との間で具体的な協力を進めていこうということで

一致できたことは非常に大きかったと思っております。


 バルト三国、初めて訪問いたしまして、実感していることは、非常にこの三国、

これまでの歴史もあってですね、自由であったり、民主主義、人権、法の支配、

こういった基本的価値を遵守している国ということでありまして、

このような国々とルールに基づく、自由で開かれた国際秩序を更に

推進をしていく、こういったことを確認できたことは大きな成果であったと

こんな風に考えております。

 

 ASEAN は今回の+3の会議で中国王毅外相にやられました。

見事に分断されました。シンガポールの「安保より経済」と中国擁護、

それにタイが乗っちゃった故に完全に真っ二つです。

 

 EU もフランス・ドイツも「安保より経済」G7から言い出して、それらを

抑えようと茂木外務大臣は根回ししています。

EUASEAN∔3会議のようになるとは思いませんが。

 

 結論として、菅さんは日本国の首相としては・・・ということです。

お考え下さい。

 

 

ありがとうございます。