護憲派の言う「9条で日本を守れるの」?

ロシアのウクライナ侵攻でやっと気づいた方もいらっしゃるとは

思いますが現実の世は9条のみで日本を守ることは不可能です。

ウクライナ国民には申し訳なく思いますが日本国民にとっては

良い機会と思われます。

対岸の火事」の例えではなく同じ例えであれば

「他山の石」と捉えるべきでしょう。

ウクライナ国民をこのような例えに述べることは大変申し訳なく

思いますが、真剣に考えていただきたいです。

 

ウクライナ旧ソ連崩壊時、核に関しては米ソに続き世界3位の

核を保有していました。

通常兵器を持つ軍に関しても、現在の日本国陸海空自衛隊より

パワーを保持していました。

それが、何故現在のようになってしまったのか。

それは、当時の米ロの思惑でありました。

ウクライナの安全は米ロで保障するとの約束で、核の放棄&

通常兵器の大幅縮小を求められ、当時のウクライナ政府は

応じてしまったのです。

中国が買い入れたウクライナ空母もその当時の名残です。

 

ウクライナは世界第三位の核兵器保有国の地位をなぜ放棄したのか | 日刊SPA! (nikkan-spa.jp)

 

形は若干違いますが「日本国憲法第九条」とダブって見えませんか?

人によっては多少の違いはありますが、どうですか。

 

今現在の日本国を取り巻く環境を考えるべきです。

改憲派」「護憲派」などと議論している場合ではないはずです。

 

ロシアはウクライナのみではありません。

ウラジオストックの極東艦隊&空軍も増強している現実があります。

ちょっと考えると理解できると思いますが、いかがかな?

 

中国が台湾侵攻に機会を狙っていることは明らかだ。

今世界は台湾に寄ってきている現実があるが「何でもアリ国家」

中国が台湾侵攻を諦めること、有り得ない。

台湾は台湾だけではない、中国沖縄侵略の最前線と言っても

過言ではない。

尖閣・石垣が日本国防衛の最前線となったら、守り切ることは

軍事的に不可能と思われます。

 

憲法第九条」では日本国を護ることは困難と理解し、懸念を

持つ人たちが急増しているそうです。

 

立憲民主党公明党共産党社会党らは「護憲派」政党です。

参議院選挙が近いです。

日本国民として、しっかりとした意思を示す良い機会と思います。

その辺に関しての記事が産経ニュースに掲載されていましたので

紹介します。

 

「9条で日本を守れるの?」ロシア侵攻で懸念噴出、共産は危機感

 

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共産党志位和夫委員長(矢島康弘撮影)

 

ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、「憲法9条で国を守れるのか」という

懸念の声が会員制交流サイト(SNS)などで増えている。

対話が通用しない国際社会の厳しい現実を目の当たりにし、

最高法規に「戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認」を掲げることへの

危機感を受けたものだ。

護憲勢力は警戒を強めており、特に夏の参院選に向けて「9条改憲阻止」を

訴える共産党は火消しに躍起となっている。

憲法9条ウクライナ問題と関係させて論ずるならば、

仮にプーチン大統領のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略が

できないようにするための条項が、憲法9条なのです」

 

共産の志位和夫委員長は自身のツイッターで、ロシアによる

ウクライナ侵攻を強く批判する一方、ネット上で一気に噴出した

9条懐疑論を牽制(けんせい)した。機関紙「しんぶん赤旗」も25日付で

ウクライナ問題 日本は9条生かし力尽くせ」との記事を掲載した。

ただ、プーチン氏のようなリーダーに率いられた覇権国家が日本への

侵攻を試みた場合の9条の効力は不透明だ。

 

日本維新の会松井一郎代表(大阪市長)は「志位さん、共産党

これまで9条で他国から侵略されないと仰ってたのでは?」と反応した。

 

自民党細野豪志環境相も「論ずべきは、憲法9条があれば

日本はウクライナのように他国から攻められることはないのかということ。

残念ながら答えはノーだ」と発信。

その上で「わが国を守るのは自衛力と同盟、そして同志国の存在。

志位委員長のロジックでは他国のための憲法9条になってしまう」とも

強調した。

 

共産は次の参院選に向けて、「野党共闘の勝利で9条改憲許さず、

政権交代の足がかりを」(赤旗)などと訴えている。

先の衆院選改憲に前向きな維新や国民民主党議席を伸ばした一方、

共産や立憲民主党が勢力を後退させたことへの危機感も透けてみえる。

 

しかし、ロシアによる今回の一方的な侵攻は「抑止力に歯止めを

かける9条の理念を堅持したままで平和は守れるのか」という

根源的な論点に改めてスポットライトを当てる結果を招いた。

最近は自衛隊明記の是非にとどまっていた与野党の9条をめぐる議論を

見直すきっかけになる可能性もある。(内藤慎二)

 

 

どうですか、わかりやすいでしょう。

 

ありがとうございます。