米国には世界中に同盟国がいる EPOCH TIMES

 カッコいいね、こういうセリフは、けど裏もあるよ。

G7∔QUADがやっと中国包囲網でそろい始めたのに、バイデンが気になるのよ。

何かしら、せっかくかけたハシゴなのに土壇場で外しそうな気がして

ならんのよ。

 

 米国防長官「米国には世界中に同盟国がいるが、中国にはない」

 2021年5月31日 09時47分 EPOCH TIMES

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ロイド・オースティン米国防長官(Photo by Chip Somodevilla/Getty Images)

 

 ロイド・オースティン米国防長官は5月27日(現地時間)、

米下院・軍事委員会の公聴会に出席し、米国が直面している軍拡を続ける

中国の影響力の拡大に警戒感を示した。いっぽう、米国は同盟国などとの関係を

重視して「米国には同盟国が世界中にいるが中国にはない」と述べ、孤立化した

中国にはない同盟国との結束という強みを強調した。

 

 オースティン氏は、2022年度国防総省予算要求に関する同公聴会に提出した

書面資料から、米国が直面する世界的脅威を列挙した。中国は、経済的な

影響力を拡大するのみならず、「民主的価値と人権を軽視し、自由で開かれた

インド太平洋に挑戦している」と述べ、国際秩序と普遍的価値観の破壊に

つながっているとの懸念を示した。

 

 オースティン氏は、バイデン米大統領が暫定的な国家安保戦略指針の中で、

中国を「唯一のグローバル競争者」と規定したことを取り上げた。

また、米国のインド太平洋における利益の保護、中国軍の急速な現代化への

対応の必要性を強調した。

同席したミリー米軍統合参謀本部議長も、中国を米国における

「最大の安全保障上の課題」と捉えていることを明らかにした。ミリー氏もまた、

中国は米国の「戦略的競争者」とし、「歴史は決定論的なものではなく、

中国との戦争に必然性はない」と述べながら、単なる衝突ではなく、競争の

関係を維持すべきだと指摘した。

 

中国、農民の歩兵からハイテク軍事大国に=ミリー議長

ミリー氏は、中国は先端技術に多額の投資を行っているが、軍事的には

米国とは「ライバルでもない」レベルだが、中国の目標が今後数十年の間に

すべての領域で「米国と対等になること」を示していると述べた。

ミリー氏は、中国は40年の間に「農民を中心とした歩兵」から、5G通信、

極超音速、量子コンピューティングなどのハイテクを駆使して軍を近代化する

軍事大国へと目覚ましい発展を遂げたと述べた。

 

 中国の同盟国に対する自治権の脅威について、ミリー氏は「中国は太平洋の

平和的な現状の維持に挑戦している。今世紀半ばまで国際秩序を再び

変更するという意図がある」と述べ、日本を含む同盟国やパートナー国の

自治権を脅かす行為について「地域の平和と安定を揺るがすもの」と批判した。

 

 オースティン氏は同日、北朝鮮の核・ミサイル開発についても言及し、

「インド太平洋地域の同盟国及び米国本土を打撃できる」能力があるとして

懸念を示した。また「米国は外交で主導しながら、北朝鮮の不安定で挑発的行動を

緩和し、朝鮮半島の平和と安定を維持するために引き続き努力する」と述べ、

外交による緊張緩和の展開を示唆した。

 

ありがとうございます。