アストラゼネカワクチン供与、ベトナムよりタイが先なのか?

日本政府、アストラゼネカのワクチンをタイに寄付へ

2021年6月21日 21時54分 EPOCH TIMES

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6月21日、タイのアヌティン保健相は、日本政府が英アストラゼネカ

新型コロナウイルスワクチンをタイに寄付すると発表した。

写真はイメージ。3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

 

バンコク 21日 ロイター] - タイのアヌティン保健相は21日、日本政府が

アストラゼネカ新型コロナウイルスワクチンをタイに寄付すると発表した。

24日に合意文書に調印し、7月前後にワクチンが到着する予定という。

数量は明らかにしていない。

 

 タイは今月、大規模なワクチン接種を開始。国王の所有する企業が国内で製造する

アストラゼネカのワクチンに大きく依存しているが、一部で遅れが生じており、

台湾、マレーシア、フィリピンにも影響が出ている。

 

 タイでは、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)のワクチンも

利用されており、一部は中国から寄付を受けている。

人口約6600万人のうち、ワクチン接種を完了したのは210万人。

 

 

 先日の ASEAN +3で中国に対する態度がはっきりとした国なのに、何故?

ベトナムではアストラゼネカワクチンは既に承認されているのにれているのに、

僕は台湾の次はてっきり、ベトナム・マレーシアと思っていたが

見事に裏切られた。

 

  先日の ASEAN +3で、シンガポール「安保より経済」と言明し、それに

いち早く同調した国がタイなのですよ。ある意味、 ASEAN の分断を進めた

国と言っても過言ではない。

習近平インドシナ半島中華圏構想を一歩進めてしまった。

 

 現況では、タイの方がワクチン接種はベトナムより進んでいて、かつ人口は

ベトナムの方が3千万人多い、そして中国側には行かない国なのに。

マレーシアもそういう国だったが、背に腹は代えられないという事だったのだろう。

中国製ワクチンを購入してしまった、隣国ブルネイも同様である。

 

 ASEAN 加盟国中唯一、中国製ワクチンを購入しない国となっており、

只今、自国産ワクチンに向け臨床試験が始まっている。

今年(2021年)5月5日、ベトナムとインド、バングラデシュなどで1万~

1万5000人が参加する臨床試験が始まった。2022年初頭までに大規模生産と広範な

接種が開始できるよう、今年末までに臨床試験を完了する予定だという。

当初見込まれるワクチンの生産能力は、年間1000万~2000万回分。人口9648万人の

需要を満たすために年間5000万~7000万回分への増産も計画している。

 

 それまでの、つなぎとしてアストラゼネカワクチン供与をすべきでは?

ベトナム国民の嫌中感情は相当なものがあり、中国製品を全く信用していないと

いう国民気質なのでしょう。マレーシアはベトナムほどではないが、

そういうところがみられる国であることは間違いのないところ。

 

 それに、7月にはマレーシアのレーダーを海外入札が始まるでしょう。

この際、アストラゼネカワクチン無償供与、 ODA 、低利の円借款も絡めて

是が非でも落として、三菱製のレーダーをフィリピン(納入済)マレーシア、

そして、最後はベトナムに入れていただき、南シナ海を日本の自衛隊

同機種であることに意味があって、データのやり取りが可能となり

メンティナンスサービスもする。迎撃ミサイルもセット可能。

 

 近い将来、 QUAD に参加していただく、自画自賛しております。 

 

 

 ベトナムと中国の間には、南シナ海の領有権問題が存在する。度重なる国境紛争も

あった。“同じ共産党国家の兄弟”と言われながらも、私たちの想像以上に

ベトナム人は中国に反感を抱いている。  

 

 2020年、中国の名目国内総生産GDP)は14兆7000億ドルに達したが、

ベトナムは3400億ドルにとどまった。中国の背中ははるか先だ。

そんなベトナムが自力でワクチン開発に挑んでいる。

その姿からは、「弟分」に甘んじるのをよしとせず、中国の影響力から

自立しようとする強い意地とプライドが滲み出ている。

 

 これから先、日本の助けになる国です。

ベトナム・マレーシア・台湾はアジアでの最重要国です。

イギリスの TPP 参加審議に、台湾も一緒にできないものでしょうか?

この台湾参加で「対中国包囲網」の完成となるわけだから。

 

 

ありがとうございます。