「スポーツに国籍の区別がない」という主張は正論か?

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スピードスケート女子台湾代表の黄郁婷

facebook.com/uting.huang.hopeから

フォーカス台湾より

 

「スポーツに国籍の区別がない」という主張は正論か?

一個人としては正論であろう。

しかし、オリンピックやワールドカップは国家・国籍であろう。

ただ、FIF

Aのクラブ対抗のワールドカップ以外は有り得ない。

ラクビーのワールドカップは限定的ではあるが、国家・国籍は

問わない部分もある。

 

一個人として国家・国籍を問わないで世界を渡れることは

絶対に有り得ない。

「スポーツに国籍の区別がない」という主張は「お花畑的発想」であろう。

それであれば、スポーツをしていない人たちの国家・国籍は

区別はどうなるの、無くならないでしょう。

極端な言い方をすれば共産主義的な発想ですよ?

 

この言動をしたのは台湾のスケート選手で黄さんですよ。

よりによって、中国のユニフォームを着けて練習をしている光景を

FBにアップしたそうです。

次期も次期、台湾国民に大批判を浴びているそうです。

 

台湾は当初、不参加の予定だったのですがIOCが強力に参加を

求めてきたそうです。

台湾選手団15名の安全を保障したそうです。

このへんからもIOCと中国が結託しているのかな?

 

台湾のTPP参加の協議が17日から始まるこの微妙な時期に

一スポーツ選手である前に、台湾国民でしょう。

あまりにも、ワガママというか思慮が足りなさすぎる。

「脳みそ寸足らず」でしょう。

 

中国ユニホーム姿の動画を投稿した台湾選手に批判相次ぐ 北京五輪

 

台北中央社北京五輪に出場するスピードスケート女子台湾代表の

黄郁婷(33)がこのほど、中国代表のユニホーム姿で練習に臨む動画を

自身のインスタグラムに投稿し、批判を浴びている。

 

黄は2日深夜、フェイスブックを更新。「スポーツに国籍の区別がない」と

主張しつつも、物議を醸した動画はすでに削除したと明らかにした。

 

3日、中央社の取材に応じた教育部(教育省)体育署の林哲宏副署長らに

よれば、中国代表のユニホームは、黄がドイツでのトレーニング中に

知り合った中国人選手からプレゼントされたものだという。

 

林氏は、黄に対して「いかなる処分も行わない」とするも、

交流サイト(SNS)でデリケートな問題について発信することを

慎むべきだと選手らに注意したと話した。

 

黄の言動について与党・民進党の林俊憲立法委員(国会議員)は、

黄が批判を受けた後も自らの行為を問題視しないことこそが人々の怒りの

根源だと指摘。大手ラジオ局、中国広播(中広、本社・台北市)で

董事長(会長)を務める、最大野党・国民党の趙少康氏も「国際競技において

国籍が重要だ」と黄に反論した上で、同選手の行為や言論などは

「たくさんの台湾人の感情を傷つけた」と非難した。

 

一方、民進党の王定宇立法委員は、選手間のユニホーム交換は

よくあることだと理解を示すとともに、政治的な連想を極力避けて選手に

最大の声援を届けるよう呼び掛けた。

 

ローラースケート選手だった黄は、2017年ごろからスピードスケートの

世界に入り、18年平昌五輪で自身初の冬季五輪出場を果たした。

今大会で女子500メートル、1000メートル、1500メートルの3種目に

出るほか、4日夜の開会式では台湾選手団の旗手を務める予定。

              (楊啓芳、陳俊華/編集:羅友辰)

 

 

ありがとうございます。